専門・認定看護師

県立病院では認定看護師(CN)・専門看護師(CNS)の資格取得を全面支援します。

県立病院では認定看護師や専門看護師の育成に力を入れています。認定看護師教育機関には、給与支給を受けながら通うことができます。また、研修に係る費用の助成も行っています。
専門看護師については研究休職制度を活用し、資格取得のために大学院へ通うことが可能です。

埼玉県立病院では、現在75名の専門看護師・認定看護師が活躍しています
(平成28年4月1日現在)
■専門看護師(8名)
精神看護 2名
小児看護 2名
がん看護 4名
■認定看護師(57名)
皮膚・排泄ケア 7名
がん化学療法看護 5名
がん性疼痛看護 5名
緩和ケア 7名
感染管理 6名
摂食・嚥下障害看護 4名
新生児集中ケア 3名
乳がん看護 2名
糖尿病看護 2名
手術看護 3名
小児救急看護 3名
脳卒中リハビリテーション看護 2名
集中ケア 5名
慢性心不全看護 1名
がん放射線療法看護 1名
認知症看護 1名
■精神科認定看護師(10名)
※平成27年4月 専攻領域を統合

教育課程を通して、自分の看護を改めて見つめ直すことができました

慢性心不全看護認定看護師

笠井 美穂
循環器・呼吸器病センター 循環器内科4階東病棟勤務/2012年認定

 循環器疾患をもつ患者さんの中には、心不全で再入院する方が多くいらっしゃいます。そこで、循環器専門の看護師として、心不全ケアの質をより高めていきたいと考えたのが認定看護師を目指したきっかけです。教育課程では、自分自身の看護を振り返り、ケアの方向性を改めて見つめ直すことができました。

 現在は、患者さんとの面談、スタッフ指導、院内講義の講師などを通して、心不全の予防や増悪予防に努めています。患者さんには、心不全の原因となる塩分・水分制限など日常生活指導を行いますが、高齢になり、自己管理が難しくなる患者さんもいます。また、これまでの生活や行動を変化させることは患者さんにとって大きなストレスとなります。そのため、すべてを制限するのではなく、問題点を一緒に探り、できることを中心に支援するよう心がけています。今後は看護の質をさらに向上させ、将来的には心不全看護外来や訪問看護など、広く地域医療に貢献することが目標です。

チーム医療における調整を担うのも大切な役割です

がん放射線療法看護認定看護師

菱沼 貴生
がんセンター 外来・放射線治療勤務/2012年認定

 認定看護師として、放射線治療を受ける患者さんに対する治療のオリエンテーション、治療の介助、有害事象の観察やケア、医師の診療の補助などを行っています。治療前に病棟スタッフから患者さんの状況を確認し、場合によっては放射線技師に治療のタイミングや順番の入れ替えを相談するなど、チーム医療における調整を担うのも大切な役割。看護師ならではの視点で、患者さんの精神的・身体的な負担を軽減しながら、放射線治療をスムーズに進められるように努めています。

 また、病棟スタッフへの指導や相談に対応するのも認定看護師の重要な仕事。以前より相談される機会が増えて、スタッフ全体の意識が少しずつ高まっているのを感じています。多くの看護師が放射線治療について関心を持ち、理解を深めることが、看護の質を向上させる第一歩。そのためにも、まずは自分が放射線治療に関する知識や技術をさらに高め、スタッフにも積極的に働きかけていきたいと思います。

「おいしい」という小さな笑顔と、ご家族の喜ぶ姿にやりがいを感じます

摂食・嚥下障害看護認定看護師

加藤 玲子
小児医療センター 外科第2病棟勤務/2011年認定

 「食べる」という行為は栄養補給のためだけではなく、生きていくための手段であり、楽しみや希望でもあります。その喜びを一人でも多くの患者さんやご家族に感じてもらいたいと考え、小児看護におけるこの分野の必要性を感じ、認定看護師を目指しました。

 現在は、摂食・嚥下障害がある患者さんへの口腔ケアの指導や食事の介助、ご家族への対応などのほか、NST(栄養サポートチーム)活動や摂食の集団外来、専門的な検査の際の補助などを行っています。食事の介助は、すぐには効果が現れにくく、地道な積み重ねが必要です。小さな患者さんが毎日毎日練習に励んだ結果、やっとひと口食べられたときの笑顔や、お母さんが「自分の作った食事を食べてくれた」と喜ぶ姿に立ち会えたときに、この仕事のやりがいを感じます。これからも、どんな状況においても子供の回復する力を信じ、その思いを大切にしながら、患者さんとともに私も看護師として成長していきたいです。

患者さんやスタッフが、生き生きと毎日を送れるように心を尽くしています

精神看護専門看護師

矢内 里英
精神医療センター 外来・地域支援科勤務/2006年認定

 現在は、所属している外来の業務とは別に週に2日専門看護師として活動し、スタッフからの依頼や相談に応じて病棟や外来を横断的に行き来しています。患者さんやご家族のケアはもちろん、スタッフのメンタルヘルスサポートも重要な役割です。「患者さんと関係が取りづらい」「対応の仕方がわからない」など、スタッフが看護において困難を感じたときに、コンサルテーションを行ったり、必要に応じて直接的な看護介入を行います。一緒になって悩んだり喜んだりしながら患者さんと向き合い、その結果、患者さんが劇的に変化されたときなどはやはりとてもうれしいです。

 専門看護師になってからは、自分と患者さんとの関係だけではなく、専門家として客観的な視点をもち、病棟全体を見られるようになりました。自分自身が生き生きと働き、楽しむことで、より多くの看護師に精神看護の魅力を感じてもらうこと。それが、病院全体の看護の質の向上にもつながると考えています。

スタッフ全体のレベルアップに貢献することが目標です

皮膚・排泄ケア認定看護師

大塚 三和子
総合リハビリテーションセンター 外来勤務/2013年認定

 リハビリテーションセンターでは、障害を持つ患者さんがADLの向上を目指す中で、スキントラブルや褥瘡を発生することにより、日常生活が妨げられ、生活の質が低下してしまうことがあります。そこで、より専門的な知識・技術を習得し、患者さんの自立支援に役立てることができればと考え、認定看護師を目指しました。県立病院では、他センターでの実務研修や認定看護師教育機関への研修派遣など、サポート体制が充実しているのでとても心強かったです。

 現在の認定看護師としての活動は、スキンケアや創傷管理・排泄管理について、患者さんやご家族と一緒に処置方法やケアを検討したり、院内研修の講師や褥瘡対策委員会の副委員長として褥瘡予防や対策に取り組むことが主な内容です。今後は、スタッフが同じレベルのケアを実践できるようにマニュアルなどの整備を進めていくことが目標。そして、スキントラブルや褥瘡に対する病院全体の意識の向上に貢献していきたいです。

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